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Tomoko Wada

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Tomoko Wada Exhibition「Transparent」
CURATOR’S CUBE 2020 2nd  
2.15 sat - 3.1 sun

この個展では、私が普段から扱っているガラスと同じように透過性のある素材に着目しました。これまで作品制作をしてきた中で、自分はなぜガラスや網など透過性のある素材に魅力を感じるのだろうかという疑問が出てきました。考えてみるとその理由はいくつかあって、一つは”透ける素材の向こう側に存在しているもの"が認識できるということに惹かれるからです。ものが透けて見えることで錯覚したり、脳内が軽い混乱状態になり、頭や気持ちが動くきっかけとなります。もう一つは"空気をカタチとして捉えることができる"と感じているからです。普段特に意識しない空気の存在が形として現れるということに面白みを感じています。そんなことを考えながら手を動かし、素材と戯れるようにして制作した作品を展示します。

アトリエにある私の引き出しにはたくさんのガラス片や小石、ビーズやプラスチックのパーツなど、自分が拾ったり、見つけたり、作ったりしたあらゆるものが入っています。作品制作において大切にしていることはそういう一つ一つの素材と向き合い、魅力を掬い上げて作品に活かすことです。宝探しのような気分で素材を見つけることから始まり、そこから考えて作るという一連の作業は自分が童心に戻れる時間であり、自由な気持ちになるための手段でもあります。

和田朋子

Shoji Morinaga

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Shoji Morinaga
CURATOR’S CUBE 2020 1st
2020.1.11 sat - 1.26 sun


2020年は盛永省治さんの作品展で幕を開けます。今回の展覧会では器から離れ、木をメインに一部石を用いた大小の彫刻群をご紹介します。作家そのままに飄々とした上皮とその内側でメラメラとファイトする塊の存在がしっかりと伝わる作品は、面の取り方曲線の描き方、素材の表情を磨き上げ、気負うことなくゆったりとそれぞれの姿を現します。芯の強さと何気のない親近感と、盛永さんの新しいかたちをどうぞご覧ください。

作家在廊日 : 1月11日(土)

Tung Chiang

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Tung Chiang
CURATOR’S CUBE 2019 13th
2019.11.22 fri - 12.8 sun

タンさんと出会い握った手のひらから伝わる人柄は、とてもシンプルで心地の良いものでした。その後に彼の手から現れる作品群を見た時も同じように印象を受けました。生まれてくるまでに重なるチャレンジやそれに伴う困難は、柔らかな表層に包まれる幸せな塊に。大きな声で説明することはなく、静かに自然と暮らしや心に馴染み寄り添いあたたかみを届けてくれるかたちが大小並びます。どうぞ沢山のタンさんに会いにお出掛けください。


オープニングレセプション
日時:11月22日(金)18~21時

トークショー
日時:11月22日(金)19時~
会場:CURATOR’S CUBE
登壇者:キャサリン・ベイリー / ロビン・ペトラヴィッチ(ヒースセラ ミックス・オーナー)、中原慎一郎(ランドスケーププロダクツ・ファウンダー)
申し込み先:cc@landscape-products.net

kitta

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kitta
CURATOR’S CUBE 2019 12th
2019.11.2 sat - 11.17 sun

kitta は巫女的な体質があるのかもしれません。kitta の身体を通り抜けて現れる地球のままの色からは、太古と現在を結ぶ慶賀や警告といった大きな自然 界からのメッセージのようなものを感じます。土から生まれる彼らの仕事は、土に還ることがきちんと目に見えていてとても心地が良いものです。朽ちる仕事、褪せる仕事。懸命にバランスを探し刹那で尊い、しっかりと時間を感じることのできる全く美しい染めの仕事をどうぞご覧ください。

作家在廊日:11月2日(土)、4日(月・祝)

Yu Kobayashi

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Yu Kobayashi  
CURATOR’S CUBE 2019 11th
2019.10.5 sat - 10.20 sun

じぃーん、とあたたまる。これっておそらく、当たり前にいつでも誰にとっても嬉しくありがたい感覚でしょう。こばやしゆふさんの絵画は、そんなじぃーんとする時間を分けてくれる只気持ちの良いものです。 陽の登る頃に目が覚め、浜を歩き全身に太い風を浴び波の大音響が体を通り抜ける。 眼に映るのは何千年前も何千年後も多分変わらないゆったりと柔らかな景色。浜遊びを終えると畑仕事を済ませ、集めた陽光と風と音をキャンバスに載せていく。重なる日々が厚みとなって、キャンバスはふっくらと整っていく。すごく自然なことなのでもしかしたら特別なことではないかも知れませんが、特別でなくって構わない生きた"土"の絵画です。

George Peterson

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George Peterson
2019.9.6 fri - 9.23 mon

前回の展覧会から2年ほど、根の据わりにグッと力強さを増すのと合わせて、天然の洒脱さとでも言いましょうか垢抜けたバランス力も得ているように感じるジョージ ピーターソンさんの新作群が届きます。どの作品にも活き活きと端正な表現があり、誠実なチャレンジの跡を眺めながら気分良く喜びを交換することができます。ノースカロライナの森の中でジョージさんと木々とが重ねる清々しく濃密な時間。その繰り返しがしっかりと膨よかに充実していく姿を、皆さんと共に楽しめればと思っています。

作家在廊日:9月8日(日)

Maria Moyer

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Maria Moyer “Field Notes”
CURATOR’S CUBE 2019  9th
2019.8.10 sat - 8.25 sun

フニャ。フワッ。カツッカツッ。目の確かさと目の不確かさを共に感じられるパステルカラーのかたまり。雲を見るのがとても好きだと気づいていたけれど、なるほどこれはそれに近いのかもしれません。あれに見えたりこれに見えたりして嬉しくなる、雲と私の喜びの交換。マリアさんのつくる陶製のオブジェクトは、何だか訳が分からなくって良いではないかと思います。只すっきりと心の姿勢を正し、肩を組み、親密に感じ合おうと明るい馴染みを探すこと。その運動の手本となり助けとなるような作品なのかな、と感じています。それと、マリアさんもやっぱりそんな人なのです。

*8月9日(金)18:00-20:00 作家を囲んでささやかなレセプションパーティーを催します。お誘い合わせの上、気軽にお出掛けください。

Katsuhisa Hira + Mizuho Hira

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Katsuhisa Hira + Mizuho Hira
CURATOR ’S CUBE 2019  8th
7.13 sat - 7.28 sun

その昔の鉱石標本はガラス製だったとの話をスタジオプレパの平さんからうかがってから、いっぺんに今回の展覧会のイメージが目に浮かびました。彼らの最もな魅力の一つである色を作る力、それぞれのガラスの素材が透明な身体の内に持つ色にまつわるポテンシャルをグググっと炎の中から引き出し表現するその力が、様々な鉱石が持つスーッと吸い込まれるような色の魅力やその空気感と自然に重なりました。難しい言葉も論もない、ただ地球を感じる作業に近いのかも知れません今回の展覧会の喜びは、平さんたちが積み上げてきた技術と感覚の集積がその根本にあります。長い時間をかけて鉱石がその姿を為すように修練を繰り返すことで実りを得たこのガラスの塊に、作り手のチャレンジがどこまでも透明に連続する様子を思います。

*7月12日(金)の18:00-20:00は、本展作家の平さん夫妻を囲んでオープニングレセプションを催します。どなたでもご参加できますので、お気軽にお運びください。

Shun Kadohashi

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Shun Kadohashi
CURATOR’S CUBE 2019 7th
2019.6.22 sat - 6.30 sun

*6月21日(金)18:00-20:00、角橋さんを囲んでのささやかなパーティを催します。お誘い合わせの上、どなたでもお気軽にお出掛けください。

右も左も分からないわけでなく、気にしない。真っ直ぐ真面目に気にしない。今回紹介をしたい人、角橋俊さんは陶を主なメディアに表現をしています。 いわゆる近代の秩序とは異なる、もっと根を深く張った生物としての根源的な秩序に法り配置された色と線。それらが土の上に幾重にも重なり野趣はさらに溢れ、不思議に心地よい緊張と親密さを届けてくれます。子供でも大人でも年寄りの彼だからでもなく生まれる、過去も未来もない、ただ単純な今のかたち。生きるってすごいことなんだな、静かにシンプルにそう感じる健康な気づきのある作品群です。

Yoichiro Uchida

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Yoichiro Uchida
CURATOR’S CUBE 2019 6th
2019.5.18 sat - 6.2 sun

*5月17日(金)18:00-20:00、内田さんを囲んでのささやかなパーティを催します。お誘い合わせの上、どなたでもお気軽にお出掛けください。

内田洋一朗さんの平面作品をご紹介します。文字が本来備える美しさは置き所を変え、踊りだし歌いだし余白を生み、画面を整えていきます。内田さんの文字は丈夫で偏屈、明るく勝手な悩みと言うのかもしれない雰囲気の独特な軌跡を描き、社会からの緩衝材として上手いこと眼をパッケージングしてくれるような気がします。諸刃の感覚が明らかな表現に、深く人間味を感じるものです。今回の展覧会ではクラシカルに絵画的な要素を掘り起こそうと支持体をキャンヴァスに限り、大ぶりな作品のみで構成する初めての取り組みです。